※小悪魔男子が可愛すぎて困る!


「...休憩」


と呟くと...ぷい、と反対側を向いてしまった。



「え?」



「ちょっと、休憩する。出来るところだけやってて」



「あ、う...うん」



いつも余裕そうで、何考えてるか分からないのに...。



あんな表情見せられたら余計集中出来ないよ。



胸がドキドキ...いや、バクバク言ってるよ...。



じーっと穴が開きそうなくらい見ていると、私の視線に気がついたのかこっちを向いた。



「...どこか分からないの?」



「うへ?う、うううん。ここがちょっと」



突然目が合ってしまい、慌てて逸らして適当な問題を指す。



なんか、少し残念。



もう、いつもの結城くんだ...。



でも、またいつか、見れるといいなーーー...。



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