※小悪魔男子が可愛すぎて困る!


が、ガーン。



こりゃ、ガチトーンだ...。



調子に乗ってほんとにやったら、即ブロックされるよ。



「ごめんなさい。しません。やりません。だから、それだけはどうか。どーーかこのとおり」



顔の前で手をパンと合わせて、必死に謝る。



「分かったから、55分になったら物理やるよ」



「ほんとに?!ほんとにブロックしないでね?絶対だよ」



「うん、しないよ」



念を押して言うと、呆れた顔をしながらも頷いてくれた。



「良かったーっ!」



好きな人にブロックなんてされたら、立ち直れる気がしないもんね。



でもでも、結城くんと電話もしたいなぁ。



内緒で録音とかしちゃったりして...。



好きな人かぁ。



「ところで、結城くんって好きな人いるんですか?」



「ぶはっ...、ゴホゴホッ」



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