※小悪魔男子が可愛すぎて困る!


結城くんの優しさに改めて感動していると、その雰囲気を壊すような、とてつもない大爆笑が聞こえた。



ククッと肩を揺らして今も笑っている玲くん。



「笑いすぎですよね?あの、笑いすぎですよね?っていうか...なんでって、そりゃ愛の力に決まってるじゃないですか」



「ハハハッ...ま、待って、笑いすぎて...腹筋崩壊し、そうなんだけど...フハハッ...。愛の力って...」



「腹いてぇ」と涙目になりながらお腹をおさえて笑っている。



それも、このままだと笑いすぎて死んじゃうんじゃないかってくらい。



失礼な!愛の力って一度言ってみたかったんだよ。



「それより結城くん!アタックするにあたって、いくつか質問があるのですが!」



「...なに?」



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