※小悪魔男子が可愛すぎて困る!
手を洗いながら鏡で自分の姿を見て、髪を整える。
そして適当に手ぐしで整い終え、トイレを後にした。
あれ?
しかし、さっきまでいたはずの2人が見当たらない。
やっぱりトイレに行きたかったのかな?
不思議に思いながらも、近くのベンチに座り2人が来るのを待つ。
少し俯きながらバタバタと足を揺らしていると、見慣れない靴が目に入った。
「あれ?キミ1人?」
その声に、反射的に顔を上げてしまう。
「い、いやぁ...あのぉ」
誰ですか?と言おうと思ったが、失礼だと思い言葉を飲む。
し、知り合いだっけ?
でも、こんなにイカつい3人組の友達なんて当然私にはいない。
「キミ可愛いね?俺らと一緒に楽しいことしない?」