※小悪魔男子が可愛すぎて困る!


「私が鬱陶しくなったからだよ...。好きな人がいるのに、いつまでもこんなストーカー女に付きまとわれたくないもん」



「それ、のんちゃんのいけないところだよ。なんで、自分のことになるといつもそんなにネガティブになっちゃうの?」



「全部、ほんとのことだもん」



「そんなことないよって言っても信じてもらえなさそうだから...、今から俺の秘密話してもいい?」



どうしたんだろう突然...?



そう思いながらも、小さく頷く。



「ははっ、ありがとう。実はね、俺今好きな子がいるんだ」



1...



2...



3...



...5...9.....



え?



「えぇぇえええ!?」



数秒の沈黙後...私は驚きすぎてつい立ち上がってしまった。



秘密というか、もはや暴露だよそれ!



「あははっ、驚きすぎでしょ」



と面白そうに足をばたつかせながら笑う玲くん。




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