※小悪魔男子が可愛すぎて困る!
どうしたって…
クリスマスと言ったら、好きな人と過ごすもので...。
「今年もクリぼっちか...」
「じゃあ、俺と過ごそうか?」
再び座りうなだれていると、頭上から聞き覚えのある声がした。
顔を上げなくても誰かなんて、すぐ分かる。
「そういうセリフばっかり言ってると、いつか悪い女の子に捕まるよ」
「大丈夫。のんちゃんにしか言ってないから。俺は、好きな人にしか言わないよ」
「...っな」
突然の発言に顔に熱を持つのがわかる。
「ははっ、顔真っ赤。クソ可愛いんだけど」
「かっ...かわ」
ここ教室ですけど?!
玲くん言葉に、顔を赤くさせながら口をぱくぱくさせることしか出来ない。
「イチャイチャするなら、他でやりなさいよ」
「ごめんごめん!だってのんちゃん、からかいがいがあって本当に面白いんだもん」