※小悪魔男子が可愛すぎて困る!


誰もいない。



まぁ、いつもだけど...。



親は仕事でほとんど帰ってこないし、兄ちゃんも今日は多分帰ってこない。



夕飯食べるのめんどくさいし、今日は早めにお風呂に入って寝よ。



なんて考えながら、冷蔵庫を開けてスポーツドリンクをコップに注ぐ。



「...冷たい」



体が熱いせいか、余計に冷たく感じる。



コップを洗い、もう1度寝ようかと階段を上がろうとした時、インターホンがなった。



めんどくさいと思いながらも、自分しかいない為仕方なくドアを開ける。



「.....はい「こんにちはっ!」



え、なんでここにいるの?



そんな疑問を持ちつつ、俺は無言でドアを閉めようとする。



「あぁああ!待ってよぉ。なんで閉めちゃうの」



「うるさい...。叫ばないで」



叫ばれると頭に響いて、頭痛が余計強くなる。



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