※小悪魔男子が可愛すぎて困る!


「栗花落か...。
もう、もかって呼んでくれないの...?

そんな突き放すような呼び方で私を呼ばないで。



あーあ、希望ちゃんが羨ましいなぁ。
ねぇねぇ、るいくん...。



もしも...



もしも、私が手放さなきゃ、何か変わってたかな?







好きだよ、るいくん...。
あの時、庇ってくれてありがとう。


私からの復讐はこれで終わりだよ...
バイバイ...」



部屋で1人、栗花落が涙を流していたことを、俺は知る由もなかった。



琉李side *end*
< 320 / 405 >

この作品をシェア

pagetop