※小悪魔男子が可愛すぎて困る!
なんて自己解決していると、部屋のドアがゆっくりと開き、雨宮くんが顔を出した。
「あー、お茶しかなかったんだけどいい?テーブルに置いとくから勝手に飲んで」
「あ!わざわざごめんね!」
「それとこれ」
そういって本棚から卒業アルバムを取り、私に手渡した。
「ありがとう!」
えへへ、中学生の結城くんかぁ。
なんてワクワクしながら、卒業アルバムを受け取り、ページを開いて結城くんを探す。
雨宮くんもお茶を一口飲むとそれをテーブルに置き、私の隣に座って卒業アルバムに目を向けた。
「違う違う、もっと後ろのページ.....。あ、ほら、これとか」
「わぁ!ほんとだ!!」
これが中学生の結城くんかぁ!
今より少し幼くて可愛い!!