※小悪魔男子が可愛すぎて困る!


でも、結城くんは...



はぁ、私...何しに来たんだろう。



結城くんに会って仲直りって、もかちゃんとの恋を応援するって言いに来たの?



それとも、結城くんにそれでもまだ好きって言いに来たの?



そんなの迷惑なだけじゃん。



課題くらいなら、別に直接あって渡さなくてもポストに入れておけばいいよね?



うん...、そうしよう。



「ご、ごめんね、雨宮くん。私、用事思い出したから帰らなきゃ」



ベッドから立ち上がり、自分の荷物に手をかける。



「は?用事って?てか、琉李渡す物あんだろ?」



「それならポストに...「なぁ、なんで泣きそうなの?」



え?



泣きそう?私が?




そう自問自答して立ち尽くしていると、ベッドに座る雨宮くんに腕を強く引っ張られた。



「きゃっ...」




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