※小悪魔男子が可愛すぎて困る!
「い、いや、でも...」
「琉李のこと遊びなんだろ?」
りっくんにそう問いかけられ、答えに困る。
大体りっくんは、るいくんと同じ部活で仲良いのに、なんで私の計画を知ってて止めないんだろう。
「その事なんだけど...私、やっぱりるいくんが好きかもしれない。だからもう...「へぇ、そう。分かった。じゃあ、最後に俺の遊びにつきあえよ」
とても低く、冷たい声...
りっくんのことは、よく知ってるはずなのに何故かこの時は私の知らない怖い人に思えた。
「わ、分かった...。でも、ほんとに最後だよ」
その恐怖から、ついOKしてしまう。
これで最後...
こうして私は、またカップル潰しに手を出してしまった。