※小悪魔男子が可愛すぎて困る!
確かに、大変だって思うことも沢山あったし、正直どこが好きって聞かれたらよく分からない…。
だからずっと自分の気持ちに気付かないふりしてて、時間が経って忘れるのを待ってたのに…
でも…言葉にしなきゃ無理なほど好きになっちゃったんだから、仕方ないでしょ?
彼女が泣いても、めんどくさいなんて少しも思わない。
彼女が愛おしくて仕方がない…。
ていうかむしろ、めんどくさいのは俺の方で、そんな顔させてる自分にイライラする。
「なんで謝るの?何が不安なのか、俺に全部教えて?」
「嫌いにならない?」
「うん。ならないよ」
「えっと、じ、じゃあ、……たくさん……したの?」
「うん?」
ところどころしか聞き取れず、もう一度聞き返す。
「だ、だから!結城くんは…中学生の時色んな女の子と遊んでたって言ったけど…、ボッキュボンの…可愛い子達と…たくさんキスとか…したの?」