※小悪魔男子が可愛すぎて困る！

「え？」



突然のぶっ飛んだ質問に思わず固まる。



「だってさっきの話だと、結城くんもかちゃんと別れた後にたくさんの女の子と付き合ったってことでしょ？だから…色々な女の子達とそういうことしたのかなって…」



まぁでも…、確かに俺が橘の立場だったら気になるけどね。



ていうか、そんなの嫌だけどそれでも俺だったら正直に話してほしい。



「うん、した。不安にさせてごめん」



「そう、だよね…。あ、うん…し、正直に言ってくれてありがとう」



涙目で一生懸命首を振り笑顔を見せる。



そんな橘を見て、昔の自分に心底イライラする。



だけど、過去を後悔してももう遅い。



「ゆ、結城くん？！」



「ごめん。やっぱり無理。近づかないでとか自分から言ったくせに我慢出来なかった」