※小悪魔男子が可愛すぎて困る!
୨୧Secret.3୨୧

俺に嘘つくなんて、いい度胸だね



7月といえば夏休み。



暑さも増し、かき氷が恋しくなる季節。



お祭り、プール、花火大会...、楽しいイベントが沢山ある。



しかし、その前に最大の敵が襲いかかってきた。



「......あーーーー」



「のん、うるさい。唸るな」



「奈々ちゃん、私たち高校生だよ?青春だよ?楽しまなきゃだよね?」



部活をしたり、恋愛をしたり、私たちにはもっとちゃんとやるべきことがあるはず。



なのに...。



なのになのに...。



「期末考査ってなんじゃボケーっ!」



「はいはい。分かったから落ち着いて」



私の方には視線を向けず、ノートを見ながらいう奈々ちゃん。



< 82 / 405 >

この作品をシェア

pagetop