※小悪魔男子が可愛すぎて困る!


「だったら授業中寝なければいいじゃん!っていうか、私にもその才能分けろー!」



「部活で疲れて眠くなるもんは、仕方ない。希望ちゃんは、やっかんでる暇があるならお勉強しなさい」



と、もう1発頭に衝撃を食らう。



「いてっ...。え!教えてくれるの?!」



「教えたいんだけど、俺眠くなってきちゃったから琉李が教えてくれるって。ってことで後よろしく」



あははっ、と結城くんの肩をポンポン叩きながら言う。



「......」



だけど結城くんは、玲くんの言葉が聞こえてないのか、返答がない。



と言うか、なにか考え事をしているように、頬杖をつきながら机を見つめている。



「やっぱだめか。琉李ね、自分になにかメリットがないとやってくれ...「いいよ」



「「え?」」



今...いいよ?って言いました?



話をふった玲くんまで驚いている。



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