君の勇気
俺は今、公園に向かっている。

結構早く出たはずだからまだ愛梨はいないはず。

練習付き合ってくれるのうれしいから、愛梨の分もジュース買っとこ。

ん?なんか声する。

愛梨じゃないよな。

こんなに早くこないよな。

公園の中をのぞいてみた。

そこには柄の悪そうな男達に囲まれている愛梨がいた。

俺は訳がわからず、愛梨のところまで、全力で走った。

「俺の女に触るなよ。」

「なんだ、男いたのかよ。」

良かった。間に合った。
< 17 / 49 >

この作品をシェア

pagetop