君の勇気
告白
今日も練習が始まった。

若菜が春輝君に呼ばれている。

何だろう。

気にしないほうがいいよね。

練習に集中しよ。

「愛梨、ティーやるから投げて。」

え?春輝君?

いつも結愛ちゃんにやってもらってるのに、なんで私?

「愛梨、早く!」

「あっ!うん。」

わけがわからず、 春輝君の所まで走って行った。

「何ボーとしてるの?」

「ごめん。いつも結愛ちゃんだから、私?って思って。」

「いーじゃん。愛梨がよかったから。」
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