君の勇気
春輝君は壁にもたれかかっていた。

「春輝君、遅くなってごめんね。」

「片付けお疲れ様。じゃあ、帰ろ。」

それから私たちは無言で歩いていた。

五分くらい歩いたら、春輝君が急にしゃべった。

「好きだ。付き合ってくれ。」

え?私?

春輝君が好きな人って私だったの?
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