ドS王子と平凡少女
すると、彼はむくりと起き上がった。
そして私は固まった。
な、なんでこの人が……
「うっせぇな……。
あ゙?……お前……。」
私はすぐさま顔を隠した。
なんでこの人が!?
同い年だったの!?てか、同じクラスで隣の席って!
「榊、自己紹介しろ」
「……榊直人。」
榊直人……。
榊くんが挨拶した途端周りの女子から悲鳴があがった。
なにこの人……有名人かなにか?
てか、そんな事どうでもいい!
これからどうしよう……!