イケメン副社長にほだされました

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あれ?ここどこ?

背中には革の感触。
さっきまで自分のマンションに居なかったっけ?



「ごほっ、ごほごほ。」

「大丈夫か?」


隣から聞こえる低くて心地の良い声。

この声を私は知っている。
真司だ。


思い出した。そういえば、オートロック解除して意識を失ったんだ。


習慣って怖い。
モニターで真司の顔を見た瞬間に身体が動いてた。

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