イケメン副社長にほだされました

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「沙耶香さん、お昼休憩代わってもらっていいですか?」

「いいよ。あれ?美咲ちゃん顔色悪くない?」

「生理始まっちゃったみたいで。」

「私、薬持ってるよ。ゆっくり休んでおいで。」

私が務める会社、那月製薬の受付フロントでこそこそと話すのは後輩の美咲ちゃん。

入社してから5年間、この会社の受付嬢として働く私はすっかり受付嬢の中で一番の年長者となってしまった。

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