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短編ということもあり、さらっと読めました。 長い間関係を持ちながらも、彼に愛されているとは思っていない自分を都合のいい女だと思っている主人公。 いつかは捨てられると思いながらも、自分から関係を断ち切ることができない彼女の切ない気持ちがとてもよくわかる作品でした。 そして、そんな彼女に対して、不器用な気持ちを持つ男。 切ない分だけ、彼の不器用さがわかってからは甘く感じました。
まったく、もう!!です。物語の最初は苦しくて。それなのに読み終わった今は明るい月に照らされて心がじんわーりしています。 大切だからこそ言えない気持ち。相手を想い合う不器用な2人の物語です。