お面妖狐 〜覚醒妖狐と沖田総司〜 Ⅱ
「戻りましたよ」
『ありがとね』
「はい♪では、帰りますね〜!
あ!今年の森の紅葉は素晴らしいので
来てくださいね!」
『うん』
そっか。もうすぐ秋か…。
一馬はバレないように家の屋根に飛び乗り、山に帰って行った。
「入りますか」
『はい』
総司と屯所に入るとみんなが私を見て
慌ててたのは言うまでもない。
そして、総司の事を話すと数分
固まってたのも言うまでもない。
うん。予想通りだ。
予想通りで有難い。