お面妖狐 〜覚醒妖狐と沖田総司〜 Ⅱ
即答で言うと、外で見ていた
平助としんぱっつぁん、左之助がミキを
拘束してどこかに連れていった。
「これで静かになりましたね」
『そうですね』
私の足元にいるトト様を持ち上げ、
土方の頭に置く。
「なんだこれ」
トト様は頭の上がお好きらしい。
『トト様です。
無理矢理下ろそうとしたら死にますよ?
土方が。
あの男が戻ってくるまで預かっててください』
「は?なんで俺が…っておい!!!」
トト様を土方に任せ、総司と総司の部屋に
早歩きで戻った。