ひとつの恋未来




「 は?誰に言ってるの?何様よ。 」



制服を思いっきり引っ張られる。



私を強く睨みつけ、あの可愛い顔の面影は
完全に消えていた。



「 それはこっちのセリフ。あなたこそ
学校の女王にでもなったつもり? 」



異様な雰囲気を感じたのか周りにいた
女子が倉庫から出て行く。



そして静華さんと二人っきりになった。



「 私は中学から翔太のことが好き。
彼に振られるまで絶対に離したくない 」




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