ひとつの恋未来




「 そういえば翔太が心配してたよ。 」



あ、何も言ってなかったや…



「 一応、無事ってことは伝えといたから
明日ちゃんと謝りなよ…? 」



「 うん、わかった。ありがとね 」



その時、遠くからバタバタと走ってくる
ような音が聞こえてくる。



それは徐々に大きな音になって、
こっちへ近づいているようだった。



「 明日まで待てないみたい 」



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