ひとつの恋未来




「 ちょっと!2人でずっとコソコソと
何話してるの? 」



私は2人に近づいて耳を傾ける。



「 あっ、何でもないよ!な、海斗 」



「 そ、そうそう!気にしないで。 」



何もなかったかのように笑い出す2人。



少し疑う目で交互に見ていると



「 じゃあそろそろ怒られそうだし
部活戻るよ。帰るときは気をつけろよ 」




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