ひとつの恋未来
「 お父さん、お母さん、聞いてほしい
ことがあるの…… 」
私は1つあることを心の中に決めていた。
「 私…今の高校辞めて、留学したい。
高校でやりたいことが正直なくて、
でもいつか留学はしたいって思ってた!
あっちの学校でやりたいことを精一杯
やってみたいの。……翔太と、約束も
したから。お願いします……! 」
私は頭を下げた。
「 お父さんは賛成だよ。目標があるなら
全力で頑張ればいい。応援するから。 」
お父さん…!
「 お母さんはちょっと心配…だけど、
未央が決めたことなら反対しないわ。
お父さんと一緒に応援するからねっ! 」
お母さん……