ひとつの恋未来
「 誕生日にケーキ食べれなかっただろ?
だから今日食べようと思ってさ! 」
「 やった!嬉しい…ありがとう! 」
全員が席につき、退院祝いと誕生日を
一緒にしてくれることになった。
たわいもない会話で盛り上がり、
あっという間に時間が経つ。
食事が終わると、私の部屋へ行く。
「 物はほとんどないね。 」
「 必要なものはある程度箱に詰めたの。
1日でも早く行って馴染めるようにしたい
と思って… 」