ひとつの恋未来
「 ここにあいつがいたらな…… 」
「 ちょっ…!海斗っ!! 」
「 ……あっ、ごめん…。 」
「 いいの!もう大丈夫だから。
翔太と約束したんだ。いつでもそばで
見守ってるって。だから大丈夫…! 」
「 未央、強くなったね。 」
「 みんなのおかげだよっ! 」
きっと前の私なら、毎日泣いて
自分のことばかり気にしていたはず。
周りに迷惑かけてるのに気づきもせず、
悪い自分と向き合おうとしなかった。