ひとつの恋未来
家に着き、翔太に電話をかける。
" あ、未央?終わったんだ。お疲れ "
久々に聞いた…愛しい人の声。
" 無事に終わったよ。もう完璧! "
" ははっ、頑張ったもんな。偉いよ "
" 翔太と同じ高校行きたかったからね "
" そんなに俺のこと好きなんだな〜? "
" 当たり前じゃん。世界で1番好き! "
" なに、素直すぎて怖いんだけど… "
" 自分で聞いたくせに。 "
" うそうそ。俺も世界で1番未央が好き "
" 翔太も珍しく素直だね。かわいいっ "