ひとつの恋未来
奇跡の出逢い、涙の再会




「 ちょっと!いつまで座ってるの! 」



少し怒り気味の理香が立っていた。



自分の周りを見渡すと、門の前で膝をつき
地べたにしっかり座っていた私。



「 なんで…私ここにいるの…? 」



橋の上にいたはずなのに



…どうして?



「 なに寝ぼけたこと言ってるのよ!
みんな見てるでしょ……早く立って。 」



す、すごい見られてる…



とりあえず笑顔で軽く会釈をした。




< 70 / 251 >

この作品をシェア

pagetop