ひとつの恋未来
奇跡の出逢い、涙の再会
「 ちょっと!いつまで座ってるの! 」
少し怒り気味の理香が立っていた。
自分の周りを見渡すと、門の前で膝をつき
地べたにしっかり座っていた私。
「 なんで…私ここにいるの…? 」
橋の上にいたはずなのに
…どうして?
「 なに寝ぼけたこと言ってるのよ!
みんな見てるでしょ……早く立って。 」
す、すごい見られてる…
とりあえず笑顔で軽く会釈をした。