私の幼なじみとの約束。
「由良、ただいま。」




「りょ、涼太おかえりっ!!って、えええええ!?!?!?!て、手大丈夫??どうしたの!?ちょっとこっち来て!!!」と腕を引っ張られた。あ、怪我してること今気付いた。




「いってぇ。由良消毒液多いぞ、」




「あわわっ!!ごめん、包帯巻くね。」




「おう、ありがとな、」ドジだけど、手さばき慣れてんな。綺麗に包帯巻かれてるし。ってか本当可愛い顔してんな。いつまでも俺に触ってほしい。




「よっしっ!!終わったぁ〜!…ねぇね!勉強教えて〜?分かりやすかったし、テストの点上がったからこれからも教えてほしい〜!!」




「…ありがと。なんでこうなったか理由、聞かないのか?」




「…涼太が言うまでは何も聞かないっ。無理に言わせるのもあれだし?」




「ありがとな。」さすが由良。昔から優しい所ずっと持ってるな。
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