姫サマはキワドいのがお好き☆
「それで…。わたくしがあの弾避けをボロクソにできると思うのは何?なにかアイディアはないの?」
姫はベッドの上でハッドの入れた紅茶をすすっていた。
「しかし殿下。別にあのようなもの、相手になさらずともよろしいのではないでしょうか?」
ロンフは姫の肩をもんでいた。
「そうですねー。あの辺りの国の人間はアルコールにめっぽう弱いとききます・・・。」
カーリは脱ぎ捨てられたドレスをたたんでいた。
「あっ。そうですね。たしかにヒカルの国は二十歳未満の飲酒を禁じていると聞きます。案外いけるかもしれませんね。」
ハッドが紅茶セットを机に置くとうれしそうに微笑んだ。
「そ、そうね。ヒカルを酔わせて…。それで恥をかかせてやることなんて、わたくしにはたやすいことですわ。」
姫の声が上ずる。
「あっ。そういえば殿下、お酒…。飲めましたっけ?」
ロンフの一言で三人が自分の記憶を探る。
「心配ないですわ。全く問題ありませんもの。そんなこと心配なさらないこと。それよりなにかよいものを用意しておきなさい。」
三人が顔を見合わせる。
「わかった?」
姫が顔を見合わせる三人にたたみかけた。
「は。はい、わかりました…。」
「それからね…。」
姫がちいさく囁いた。
姫はベッドの上でハッドの入れた紅茶をすすっていた。
「しかし殿下。別にあのようなもの、相手になさらずともよろしいのではないでしょうか?」
ロンフは姫の肩をもんでいた。
「そうですねー。あの辺りの国の人間はアルコールにめっぽう弱いとききます・・・。」
カーリは脱ぎ捨てられたドレスをたたんでいた。
「あっ。そうですね。たしかにヒカルの国は二十歳未満の飲酒を禁じていると聞きます。案外いけるかもしれませんね。」
ハッドが紅茶セットを机に置くとうれしそうに微笑んだ。
「そ、そうね。ヒカルを酔わせて…。それで恥をかかせてやることなんて、わたくしにはたやすいことですわ。」
姫の声が上ずる。
「あっ。そういえば殿下、お酒…。飲めましたっけ?」
ロンフの一言で三人が自分の記憶を探る。
「心配ないですわ。全く問題ありませんもの。そんなこと心配なさらないこと。それよりなにかよいものを用意しておきなさい。」
三人が顔を見合わせる。
「わかった?」
姫が顔を見合わせる三人にたたみかけた。
「は。はい、わかりました…。」
「それからね…。」
姫がちいさく囁いた。