あたしはそれでもアキが好き
そうだけど、そうじゃない
アキとの約束場所は学校の近くのファミレスだった。
ご飯は食べて来たから、外で待つ約束だった。
今までもアキと遊びに出かけたことはあったけれど、2人きりというのは初めてだ。
告白の事ばかりを考えていたからデートのようなシチュエーションだと言う事をすっかり忘れていた。
約束場所についてから途端に緊張しはじめて、何度も鏡を取り出して自分の姿が変じゃないか確認した。
一応、一番お気に入りの白いワンピースで来たけれど、アキはどう思うだろう?
この服、気に入ってくれると嬉しいな。
そんな事を考えていると後ろから声をかけられて飛び上がるほど驚いた。
「そんなに驚かなくてもいいのに」
振り返ると、アキが笑いながらそう言った。
黒いTシャツにジーパン姿のアキに目がチカチカする。
すっごく似合ってる……。
「美奈?」
「あ、あぁ。ごめん! ちょっとぼーっとしちゃった」
慌ててそう言うと、アキは更に表情を緩めた。
「じゃぁ、行こうか」
アキがそう言い、あたしの先を歩いて行く。
ご飯は食べて来たから、外で待つ約束だった。
今までもアキと遊びに出かけたことはあったけれど、2人きりというのは初めてだ。
告白の事ばかりを考えていたからデートのようなシチュエーションだと言う事をすっかり忘れていた。
約束場所についてから途端に緊張しはじめて、何度も鏡を取り出して自分の姿が変じゃないか確認した。
一応、一番お気に入りの白いワンピースで来たけれど、アキはどう思うだろう?
この服、気に入ってくれると嬉しいな。
そんな事を考えていると後ろから声をかけられて飛び上がるほど驚いた。
「そんなに驚かなくてもいいのに」
振り返ると、アキが笑いながらそう言った。
黒いTシャツにジーパン姿のアキに目がチカチカする。
すっごく似合ってる……。
「美奈?」
「あ、あぁ。ごめん! ちょっとぼーっとしちゃった」
慌ててそう言うと、アキは更に表情を緩めた。
「じゃぁ、行こうか」
アキがそう言い、あたしの先を歩いて行く。