囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
きみがいない世界
「カンボジア⁉︎ 」
「うん。アンコールワットとか、タ・プロームといった古代遺跡を撮りたいんだ」
穏やかにそう話す晴の目はキラキラしてる。
「カンボジアって、カンボジアだよね?」
テレビや教科書でしか見たことない。
「クスッ…そう。カンボジアに三週間。人も撮ろうと思う。撮ること出来るような気がする」
三週間…人も撮る……
「ちょ、待って。カンボジアって、地雷が撤去されてない場所もあるんでしょ⁉︎ それに、銃を持ってる人だっている国だよ?危ないよ…行かなきゃダメなの?」
凄い不安だよ。晴の身に何か起きたら…
「大丈夫だよ。地雷が残ってそうな街外れには行かないし、一般市民に銃は向かないでしょ」
「でも…三週間も、晴に会えない」
グイッと身体が引き寄せられる。
「うん。アンコールワットとか、タ・プロームといった古代遺跡を撮りたいんだ」
穏やかにそう話す晴の目はキラキラしてる。
「カンボジアって、カンボジアだよね?」
テレビや教科書でしか見たことない。
「クスッ…そう。カンボジアに三週間。人も撮ろうと思う。撮ること出来るような気がする」
三週間…人も撮る……
「ちょ、待って。カンボジアって、地雷が撤去されてない場所もあるんでしょ⁉︎ それに、銃を持ってる人だっている国だよ?危ないよ…行かなきゃダメなの?」
凄い不安だよ。晴の身に何か起きたら…
「大丈夫だよ。地雷が残ってそうな街外れには行かないし、一般市民に銃は向かないでしょ」
「でも…三週間も、晴に会えない」
グイッと身体が引き寄せられる。