囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
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日本に着いて、真っ先に私に会いに来た晴は、浅田ART企画に行くというので、私も一緒について行く。
他社の人間が、迷惑かなと思ったけど、晴と片時も離れたくなかった。
浅田社長が、私たちを笑顔で出向かえ、晴が、先輩の児玉さんと話してる隙に、晴が私には言わなかったことを教えてくれた。
「彼は、きみにサラッとしか話してないけど、長いこと深い穴に閉じ込められて、軽い記憶障害になってたんだよ。
なぜ自分がここにいるのか分からないって状態。彼がすぐに帰国できなかったのはね、怪我のこともあったけど、記憶が欠落した事によるんだ。
かなり辛かったはずだよ」
「……っ、そんな…」
この数ヶ月間、晴が、そんな大変なことになってたなんて…
「何てことなかったよ、平気だよ…て、荻野君の見栄かな?きみにかっこ悪いとこ知られたくなかったかも…バラしちゃったけどね」
ニコニコ笑う浅田社長だ。
あー、今すぐ晴を思いっきり抱きしめてあげたい。
日本に着いて、真っ先に私に会いに来た晴は、浅田ART企画に行くというので、私も一緒について行く。
他社の人間が、迷惑かなと思ったけど、晴と片時も離れたくなかった。
浅田社長が、私たちを笑顔で出向かえ、晴が、先輩の児玉さんと話してる隙に、晴が私には言わなかったことを教えてくれた。
「彼は、きみにサラッとしか話してないけど、長いこと深い穴に閉じ込められて、軽い記憶障害になってたんだよ。
なぜ自分がここにいるのか分からないって状態。彼がすぐに帰国できなかったのはね、怪我のこともあったけど、記憶が欠落した事によるんだ。
かなり辛かったはずだよ」
「……っ、そんな…」
この数ヶ月間、晴が、そんな大変なことになってたなんて…
「何てことなかったよ、平気だよ…て、荻野君の見栄かな?きみにかっこ悪いとこ知られたくなかったかも…バラしちゃったけどね」
ニコニコ笑う浅田社長だ。
あー、今すぐ晴を思いっきり抱きしめてあげたい。