囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
案内されたカウンター席に座り、
「ネグローニ、お願いします」
現実から逃避するように、アルコール度数高めの、辛口のカクテルをオーダーした。
コト…
少しして、目の前に置かれたのは、綺麗なピンク色のカクテルグラス。
「スプモニ。結衣には、ピンクが似合う」
スプモニは、アルコール度数低めの甘いカクテルだ。
ん?
「私って、名乗りましたっけ?」
そう言って、女性ウケする甘いカクテルを出した男を見つめる。
軽く立たせた黒髪に、切れ長の目元、左頬にホクロが一つ……ん?この人どこかで会った?
「………」
「ネグローニ、お願いします」
現実から逃避するように、アルコール度数高めの、辛口のカクテルをオーダーした。
コト…
少しして、目の前に置かれたのは、綺麗なピンク色のカクテルグラス。
「スプモニ。結衣には、ピンクが似合う」
スプモニは、アルコール度数低めの甘いカクテルだ。
ん?
「私って、名乗りましたっけ?」
そう言って、女性ウケする甘いカクテルを出した男を見つめる。
軽く立たせた黒髪に、切れ長の目元、左頬にホクロが一つ……ん?この人どこかで会った?
「………」