囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
「今週いっぱいで引き継ぎを終わらせてもらうから、来週から岬編集長の指示に従うように。以上だ」
口早に久保人事部長が話し、三人は編集部を後にした。
「噂は本当だったな…」
「はい。なんか…怖そうな人でしたね」
怖気付く私に、永岡さんは、
「あんなもんだろ?無駄な事を言わない、いい上司っぽいな」
「うーーん、たしかに無駄話とかしなさそう。会話…続くのかな」
「岬編集長にさ、青山の企画を見てもらえよ?」
「いい企画だ…て、言ってもらえるかな…」
自信のある企画だけど、あの怖そうな岬編集長のGOサインもらえるかな…
不安になってくる。
ポン…
「あんなに頑張ってたじゃないか。自信持てよ」
永岡さんは、負のスパイラルにハマりそうな私を、いつも救い出してくれる。
「はい。ありがとうございます」
口早に久保人事部長が話し、三人は編集部を後にした。
「噂は本当だったな…」
「はい。なんか…怖そうな人でしたね」
怖気付く私に、永岡さんは、
「あんなもんだろ?無駄な事を言わない、いい上司っぽいな」
「うーーん、たしかに無駄話とかしなさそう。会話…続くのかな」
「岬編集長にさ、青山の企画を見てもらえよ?」
「いい企画だ…て、言ってもらえるかな…」
自信のある企画だけど、あの怖そうな岬編集長のGOサインもらえるかな…
不安になってくる。
ポン…
「あんなに頑張ってたじゃないか。自信持てよ」
永岡さんは、負のスパイラルにハマりそうな私を、いつも救い出してくれる。
「はい。ありがとうございます」