囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
涼子さんと琴子さんが顔を見合わせてる。

「一晩、考えさせてください。明日お返事します」

さっきまでの、ほわーんとした雰囲気から、少し思いつめたような表情になった琴子さんが、申し訳なさそうに言った。

「すみません。突然に…思いついたら、深く考えずに口に出してしまって…
それと、もしコトコトさんが断ったとしても、ページに穴が空くとかないので、気にしないで返事してください」

再び、ガバッとお辞儀をしてから、お店を後にした。


コツ、コツ、、


「荻野君…思いつきでお願いしちゃったけど、SOLEILで紹介すると、コトコトさんにみんなが押し寄せる可能性あるよね。
二人だけで切り盛りしてるから、大変になるかも」

やっぱり、迷惑かな…

だんだんと心配になってきた。



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