囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
好きが降り積もる
翌日の3時過ぎに、琴子さんから連絡が入った。
記事は、kitchenコトコトのお惣菜とお弁当のみの紹介で、涼子さんと琴子さんの名前と写真はNGという条件付きで、了承を得た。
「ありがとうございます!荻野君と調整して、写真を撮らせていただきに行く日をご連絡します」
ガバッと、電話の向こうの琴子さんに頭を下げる。
『いろいろ条件付きで、ごめんなさい。その…恥ずかしいから』
と、恐縮する琴子さん。
何か事情があるみたい。それに、あんな美人母子が切り盛りしてるお惣菜屋さん…なんて知れたら、お惣菜じゃなくて、母子目当ての人とか現れそうだ。
こちらは知らなくて、相手は自分のことを知っているって、芸能人でもないのに、怖いよね…。
うん。迷惑はかけられない。
記事は、kitchenコトコトのお惣菜とお弁当のみの紹介で、涼子さんと琴子さんの名前と写真はNGという条件付きで、了承を得た。
「ありがとうございます!荻野君と調整して、写真を撮らせていただきに行く日をご連絡します」
ガバッと、電話の向こうの琴子さんに頭を下げる。
『いろいろ条件付きで、ごめんなさい。その…恥ずかしいから』
と、恐縮する琴子さん。
何か事情があるみたい。それに、あんな美人母子が切り盛りしてるお惣菜屋さん…なんて知れたら、お惣菜じゃなくて、母子目当ての人とか現れそうだ。
こちらは知らなくて、相手は自分のことを知っているって、芸能人でもないのに、怖いよね…。
うん。迷惑はかけられない。