夢気分をさめないで
きっかけ
同僚の美穂と昼ランチした帰りに
一人のお年寄りが道を尋ねた
「鈴、早く帰らないと間に合わない年寄りはほっておきなさい」
「ん、でも・・・・」
「早くしなさいよ、」
「ごめん美穂先に帰って」
困っているのに見捨てられない
お世話をして目的場所に案内した
「お礼したいから、名前を・・・」
それはことわった
『この制服孫のとこだな?』
「どこに行けば会えるかな?」
「休みの日には図書館にいます」
「孫を連れていくから会ってくれんか?」
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