夢気分をさめないで

卓志の枕元に


卓志、鈴ちゃんを守らなかったな?

バツとして鈴ちゃん連れていくからな


お前は小さいときから、いざと言うときにお袋に任せるんだ?

今回も任せたばかりに
それはな、お前たちの前では、いいがいざ鈴ちゃん一人になると、そりゃあかわいそうなくらいに・・・・


鈴ちゃんどうする?

「卓志さんが強くならないとなね
私でなくとも卓志さんが連れてくる人いじめるよ、私の前の彼女にもあってきたよ、精神錯乱してた」


「鈴ちゃん、今どこ?」

「昔住んでいたアパート、見つかりっこないから・・・・卓志さんいままでありがとうね、兄をよろしくね」


鈴ちゃんもういいか?

「うん、後兄さんだけ」

「じゃあ行こうか」


すーと消えた



「鈴・・・・・鈴ちゃん、駄目だよ、爺ちゃんについていったら、僕との約束は・・・・」

自分の声に驚き
目をさました



リアルすぎる

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