夢気分をさめないで
鈴の読んでいた小説を見て
なんの小説かと尋ねたら
「私 これが好きみたいです、空想でもいつでも社長とか御曹司との恋愛話
普通では無理でしょ?まず出会いがないから」
「そんなに好きなの?」
「はい、イケメン社長に声かけられたらどうなんだろうて考える時が幸せなんです」と満面の笑みで卓志をみた
その笑顔
ずっと見ていたい
卓志が名刺を差し出した
そして
「僕と小説さながらの恋愛して見ませんか?まあ彼がいるなら別ですが?」
名刺を見て
「やってみたいです、オフィスラブ、でも、私病院、仕事はしてないです」
「じゃあ、退院したら、僕の会社で働いて見ませんか?」
それじゃあ悪い
身元保証人もいない
見ず知らずの方に
「ん?前に同じ事言われたような?」
「次に来た時でいいですよ、返事はね、」
「私記憶ないですよ、働けません」
「大丈夫ですよ・・・」
でも、卓志さんとやら見ていたら
一緒にいたい、こういう気持ちってなんだろう?後で聞いてみよう。