夢気分をさめないで
朝
卓志さんからの遣いが
迎えに来た
和臣さんが
不安げに「大丈夫?ついて行こうか?」と
「高城さん、大丈夫ですよ、あなたが来たら、会社中が大変になりますよ、社長に任せてください、送りは社長がしますから」
「和臣さん、行ってきます」
車にのり
「あなたが鈴さんですか?」
「はいよろしくお願いします」とにこりと微笑んだ
か 可愛い、社長にはもったいない
「僕は社長の第2秘書です、パシりみたいなもんなんで、用があれば言ってくださいね」