夢気分をさめないで



呼び鈴をならすと

執事が出てきた

「高城鈴です」

「旦那様がお待ちです」と応接間に通された。



「鈴さん、ありがとう」

「いえ会長とは知らずにため口叩きました事お許しください」

「いや、私が身分隠したのが悪かった」と頭を下げた


「私身分なんて関係ないです、始めから身分あかす方って嫌いですから」

社長も顔だした

「親父の話相手ありがとう」

「いいえ 楽しかったです
これお口にあうかわかりませんが
食べてください、」

「これは・・・・・」

「何をって思い付かなかったから、手作りのクッキーです」


「いや気持ちこもっているから、私達は嬉しい、卓志にはあげずに私達だけで食べよう」


「あら、あなた達そんな事言ってたら卓志いじけて拗ねるわよ、あなたが鈴さん?」


「はい、高城鈴です、今日はお招きありがとうございました」


「父が、誉めるのも頷けるわ、これを機に遊びに来てくださいね、今度は卓志の彼女として・・・」


「いえそれはないと思います」
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