夢気分をさめないで


「高城、サンキュ、女神に見えた」

「そんな事言っても何にもないよ」


「じゃあ飲みに行こうよ」

「またにして、たんまりたまったら高級なお店チョイスしておくから、なんて嘘よ、アハハ」


「じゃあまたな・・・」


ごめんね
いきなりいなくなるって困るよね


「高城さん?」


「副社長、このフロアに用でも?」

「あぁ、爺ちゃんの事を頼む、俺もできるだけ帰るから・・・・」


「できる事だけはやるから、副社長は仕事してくださいね」


「あぁ、なんだか、夫婦の会話だな」
< 20 / 127 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop