夢気分をさめないで


「葛城さ~ん」と甘ったるい声が近づいて来た

鈴を撥ね飛ばして

「葛城さんは何をしてるんですか、私達と遊ぼうよ」

手をひいて行ってしまった


購入した材料を持ちマンションに戻り

こんな事になるなんて
もうこりごりって言ったけど
胸がくるしいの


< 35 / 127 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop