【BL】先生のいいなりになんてなんねぇよ
「あ!ねぇねぇ♪見てよ、五十嵐君と逢坂君だよ」
「きゃー!やっぱかっこいー」
「一緒にいるとイケメンさ2倍増しだよね!!」
ガヤガヤ聞こえる外野の声。
体育の授業中なのに女子はおしゃべり中。
男子はサッカー。
俺と五十嵐はおんなじチーム。
五十嵐は大して上手くはないがサッカーしてる様子が様になる。
「おいおい。逢坂ばっか女子にモテモテじゃんw俺にも分けろよイケメンパワー!」
「なんだよ、イケメンパワーってw」
友達にからかわれあははと笑う。
友達はちなみに、と言うように、
「お前の好きな人誰だよ」
と訊ねる。
「あ、俺も聞きたーい!」
「あたしも!」
と外野までわらわらと集まってきてたじろぐ。
そういえば俺に好きな人とか居たっけ
「わかんねーよー」
軽く受け流すと友達が言う。
「え~じゃあ2ーCの鷹湯舞とかどーよめっちゃかわいくね?」
すかさず外野女子が否定する。
「え~!?有り得ないから!舞とか性格悪いし」
「そうそう!あ!うちらと今度合コンしよ」
「え!?ずるーい」
騒がしい輪の中の逢坂美月を
少し困った目で見ている人物の
視線には気付かなかった。
「きゃー!やっぱかっこいー」
「一緒にいるとイケメンさ2倍増しだよね!!」
ガヤガヤ聞こえる外野の声。
体育の授業中なのに女子はおしゃべり中。
男子はサッカー。
俺と五十嵐はおんなじチーム。
五十嵐は大して上手くはないがサッカーしてる様子が様になる。
「おいおい。逢坂ばっか女子にモテモテじゃんw俺にも分けろよイケメンパワー!」
「なんだよ、イケメンパワーってw」
友達にからかわれあははと笑う。
友達はちなみに、と言うように、
「お前の好きな人誰だよ」
と訊ねる。
「あ、俺も聞きたーい!」
「あたしも!」
と外野までわらわらと集まってきてたじろぐ。
そういえば俺に好きな人とか居たっけ
「わかんねーよー」
軽く受け流すと友達が言う。
「え~じゃあ2ーCの鷹湯舞とかどーよめっちゃかわいくね?」
すかさず外野女子が否定する。
「え~!?有り得ないから!舞とか性格悪いし」
「そうそう!あ!うちらと今度合コンしよ」
「え!?ずるーい」
騒がしい輪の中の逢坂美月を
少し困った目で見ている人物の
視線には気付かなかった。