恋する想いを文字にのせて…
ーーほぼ脅迫に近いな…と考えてしまった。
小野寺さんが私のことを勘違いしたように、私も彼の人柄を違って見ていたのかもしれない。
ストーカーに近い感覚すらも覚えた。
彼にはそのつもりが無くても、私にはそんな気がしてしまう。
怖さの余り、一瞬先生に会うことなどどうでもいい…と思った。
でも、同じくらいの気持ちでやはりお会いしたい…とも思う。
小野寺さんに会ってみたい…という気持ちは、自分も一番最初の手紙を頂いた時から抱いていた。
ただ、それを言葉にしてはならない理由があり、ひたすら無視をし続けた。
……彼の方から言われるとは思ってもいなかった。
同じ気持ちでいてくれたのか…と思うと、少しだけ嬉しい気がしてくる。
…けれど、勇気が出ない。
小野寺さんに会うと、自分の人生が大きく変わってしまう様な気がして怖い。
ーー長いこと考えてしまった。
家事をしながらもお風呂に入りながらも、ずっとその事ばかり考えている。
勇気を出して踏み出せばいいのに、どうしても踏ん切りがつかない。
……それくらい大きな決断だった。
私にとっては、最大の悩みだと言っても過言ではない……。
夜中に目覚めてキッチンへと向かった。
食器棚の引き出しから取りだした昼間の手紙。
この手で引きちぎれたら会うまい…と決めた。
小野寺さんが私のことを勘違いしたように、私も彼の人柄を違って見ていたのかもしれない。
ストーカーに近い感覚すらも覚えた。
彼にはそのつもりが無くても、私にはそんな気がしてしまう。
怖さの余り、一瞬先生に会うことなどどうでもいい…と思った。
でも、同じくらいの気持ちでやはりお会いしたい…とも思う。
小野寺さんに会ってみたい…という気持ちは、自分も一番最初の手紙を頂いた時から抱いていた。
ただ、それを言葉にしてはならない理由があり、ひたすら無視をし続けた。
……彼の方から言われるとは思ってもいなかった。
同じ気持ちでいてくれたのか…と思うと、少しだけ嬉しい気がしてくる。
…けれど、勇気が出ない。
小野寺さんに会うと、自分の人生が大きく変わってしまう様な気がして怖い。
ーー長いこと考えてしまった。
家事をしながらもお風呂に入りながらも、ずっとその事ばかり考えている。
勇気を出して踏み出せばいいのに、どうしても踏ん切りがつかない。
……それくらい大きな決断だった。
私にとっては、最大の悩みだと言っても過言ではない……。
夜中に目覚めてキッチンへと向かった。
食器棚の引き出しから取りだした昼間の手紙。
この手で引きちぎれたら会うまい…と決めた。